長泉のNPO法人代表に作田賞

犯罪者の更生に尽力した人を表彰する作田賞に関する記事。司法福祉を目的としたNPO法人設立も徐々に増えつつある。

高齢や障害のため生活が苦しく、万引などの軽犯罪を繰り返してしまう人がいる。一般刑法犯の検挙者に再犯者の占める割合は半数近く、司法の枠だけで更生できない累犯者を救う方法は大きな課題だ。 長泉町NPO法人・静岡司法福祉ネット明日(あした)の空代表の飯田智子さんは、生活の相談に乗ることで再犯を防ごうと考え、犯罪者の更生に尽力した人を表彰する「作田明賞」の今年の最優秀賞に輝いた。国が手掛けていない手法を、二年前から先駆的に実践したことが評価を受けた。(中日新聞)