空き家対応「早めに」 NPOセミナー税制や再生策指南

増え続ける空き家問題を考えるセミナーを開催したNPOの記事。空家問題に関するNPO法人設立。

増え続ける空き家問題を考えるセミナーが4日、佐賀市で開かれた。相続などで空き家を抱える市民らの相談に応じるNPO法人が、倒壊などの恐れがある「特定空き家」の所有者は固定資産税優遇措置の対象から外れることなどを説明し、早めの対応を促した。 不動産業者などでつくるNPO「空家・空地活用サポートSAGA」代表の塚原功さんが、所有者を特定できないなどの理由で空き家が増える県内の現状を説明した。古民家再生や賃貸などの対処法も示し、「手を加えれば、再利用できる物件もある。どうしていいのか分からない人はぜひ相談を」と呼び掛けた。(佐賀新聞)