アカウミガメ 浜松で産卵確認 NPOが保護

環境保護を目的としたNPO法人設立。

環境省レッドリスト絶滅危惧種に指定されているアカウミガメの産卵が13日、浜松市南区の海岸で確認された。同市内で見つかったのは今年初めてで、例年より1週間ほど早いという。 アカウミガメの保護、調査活動を行う浜松市NPO法人サンクチュアリNPO」(同市)のボランティア調査員が同日午前4時半ごろ、同区倉松町の波打ち際から約40メートルの砂浜で産卵巣を発見。 深さ約60センチの巣からは直径約4センチ、重さ約35グラムの卵80個が見つかった。同法人は卵を同区白羽町にあるウミガメの保護柵内に移し、まだ殻が軟らかい卵を丁寧に埋め直した。 (毎日新聞)