三川鉱跡にこいのぼり 地元のNPO法人が初企画

こいのぼりを飾り付けた三池のNPOの記事。まちづくりNPO法人設立の一分野である。

世界文化遺産に登録された三池港の近くにある三井三池炭鉱三川鉱跡(大牟田市西港町)で14日、こいのぼり約60匹が元気に泳ぎ始めた。5月8日まで。 戦後の主力坑だった三川鉱は、「総資本対総労働」といわれた三池争議の舞台であり、死者458人が出た炭じん爆発事故もあった。 地元のNPO法人「三池港未来のまちづくり会」が、三池港周辺に季節感あるにぎわいを生むとともに、炭じん爆発の犠牲者を鎮魂する思いも込め、初めて企画。この日は会員や地元住民ら約25人が、市民から提供されたこいのぼりを丁寧に飾り付けた。(西日本新聞)