就活不調で引きこもり 横浜・保土ケ谷のNPOが支援

横浜市保土ケ谷区で、引きこもりやニートの人たちの社会参画・就労支援を行っているNPO法人「リロード」。近年は、いったん働き始めたものの「社会人生活」で挫折を味わい、引きこもる人の利用が目立ってきている。 施設内のフリースペースにひと月あたり20人前後の若者たちが顔を出す。ゲームをしたり雑談をしたり。自分のペースで訪れ、好きなように過ごす。希望すれば、ギターや手芸などの講座も受けられる。池田正則事務局長は「利用者の『ホームベース』のような場所でありたい」と話す。 リロードは、民間のフリースクールと県の協働事業として2002年に設立。臨床心理士らスタッフが利用者の個別の相談などにも応じ、設立後の利用者はのべ約700人に上る。(朝日新聞)