郷土の偉人を首都圏に発信 NPO法人がリーフレット作成

県の偉人をPRして首都圏の人を呼び込もう。氷見市出身の資産家・浅野総一郎の功績を後世に伝えようと活動するNPO法人「九転十起交流会」が、浅野をはじめ、高峰譲吉安田善次郎の県内ゆかりの地を紹介するリーフレットとポスターを作成した。 北陸新幹線開業を見据え、理事長の山崎健さんは「浅野に縁のある企業で働く人にぜひ来てほしい」と期待に胸を膨らませる。A4サイズのリーフレットは二種類用意した。一つは浅野の生誕地散策マップのほか、高峰公園や安田記念公園を紹介し三偉人の歴史を振り返る。 二つ目は、浅野に限定して氷見の観光スポットや食の魅力を伝える。A2サイズのポスターはリーフレットの表紙をモチーフにし、「浅野総一郎翁ゆかりの皆様へ」と添えられている。(中日新聞)