読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

第12回 NPOを知らずに冷汗を出す

さて、本題に入ってNPOとは何だろうという話。最近新聞を開けば、毎日のようにNPOという言葉が目に入ってきますね。

「最近NPOという言葉がよく出てくるな。そもそもこのNPOというのはいったい何なのだろう」という声が聞こえてきそうです。

それもそのはず、この語は昔からあったわけではなく、一般に使われ始めたのは15年くらい前からですから、その意味がピンとこないのもあたりまえです。

当然のことながら、私も知りませんでした。最初にこの語と出合ったのは一本の電話がきっかけでした。16年ほど前になります。

当時、個人事務所で許認可の実務に携わっており、役所の手続には精通しているという自負もあったのですが、電話はその自信を粉砕するものでした。

1999年の秋。 「NPO法人の設立のことで伺いたいのですが……」

電話の相手はいきなりこう切り出してきました。NPO法人?何それ?聞き慣れない言葉に私はうろたえました。