助け合いへ人材育成 中津のNPO法人が災害対応セミナー

災害時の自助、共助の底力を上げようと、NPO法人レスキューサポート九州(中津市・木ノ下勝矢代表理事)は「山国川流域災害対応セミナー」(全20回)を始めた。

一過性ではなく、持続可能で実効性のある災害対応ができる人材育成が目的。過去の災害を事例にゼミ形式で、防災訓練の手法や避難所のコーディネート、ボランティアの安全管理などについて学ぶ。

今後、災害時の救助活動や応急手当て、非常食による安否確認の仕方などをテーマに開き、高齢者や子どもの防災カフェなども予定。セミナーは3月12日まで同待機所を主会場に開かれ、無料で誰でも参加できる。(大分合同新聞)