NPO「九州ラーメン党」が「福祉村」建設に着手

熊本で福祉村を建設するNPO法人の記事。NPO法人設立の際には、使用できる文字の制限はあるが、基本的に自由に法人名を決めることができる。

障害者の就労支援施設運営や全国の被災地でラーメンの炊き出しを続けてきた益城町NPO法人「ボランティア仲間 九州ラーメン党」=濱田龍郎理事長=が、同町古閑で「福祉村」の建設に乗り出した。

12日には第1弾の福祉作業所の起工式があり、熊本地震で被災しながら炊き出しや障害者を支援してきた濱田さんは「益城町の復興のシンボルとして、障害のある人々と働く福祉村を造りたい」と語った。

今回建設するのは「そよかぜ福祉作業所」の作業棟と交流スペースを兼ねた1棟と、障害者と働くラーメン店1棟、作業所の製品や地元農産物を販売する復興支援市場とボランティアの受け入れ窓口を兼ねた1棟の計3棟。作業棟は来年1月初めまでに完成させ、残りの2棟は同4月にオープンを目指す。 (毎日新聞)