松本のNPO、避難民支援 モスル奪還作戦続くイラク北部

イラクで避難民の緊急支援をしているNPO法人の記事。国際的な活動を行うNPO法人設立。

過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点モスルの奪還作戦が続くイラクで、認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF、松本市)が避難民の緊急支援をしている。現地入りしているスタッフ加藤丈典(たけのり)さん(35)が7日までに、連日400〜2千人もの人々が戦火を逃れて検問所に押し寄せる現地の様子を信濃毎日新聞に寄せた。

JCFは2015年以降、避難民が多いイラク北部にあるクルド人自治区の都市アルビルに医療機関を開設するなど支援を展開。今年10月、イラク軍などによるモスル奪還作戦が始まる前から、避難民キャンプにも臨時の医療施設を設けたり支援物資を配布したりしている。(信濃毎日新聞)