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運動会での忘れがたい記憶

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運動会のシーズンになると必ず思い出す。

小学校高学年のときのこと。リレーの選手に選ばれた僕は晴れてレースに出場することになった。競争がはじまり、前走者からバトンを受け取ると前の選手を追った…そこまではよかった。

ところが僕は、2コーナーでバトンを落としてしまった。予想外の出来事だった。戻ってバトンを拾うあいだ、2人の選手が僕の脇を走り抜けていった。ビリになった僕はもはや抜き返すこともできず、レースは終わった。

コースを逆走し、落としたバトンを取りにいく、あの情けない感覚。なぜ、転倒もせず、他の選手との接触もなかったのに落としたのか…。

小学校時代の記憶がほとんど消失したなかで、この2コーナーでのできごとだけは頭の中に鮮やかに残り続ける。あー、どうしてあんなところでバトンを落としたのか! まあ、今から思えば自分らしいポカだと思うけどね。