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能をみているとき、寝てしまってもかまわない。

能と狂言

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これは観世宗家の観世清和師もおっしゃっています。能の演目には2時間を超える曲もあり、そんなときは集中して見続けることじたいが困難でしょう。自分も含めて舟を漕いでいる観客がけっこういます。

僕がよく休むのはアイ狂言(ない曲もあります)のとき。これは後半にシテが装束を変えて登場するまでの、いわば「つなぎ」の時間なんですね。ここで少し寝ておくと、能の最大の見所である後半のシテによる舞いや働きがしっかり楽しめるというわけ。

…でも、能楽堂での居眠りは考えてみれば大変な贅沢ですね。囃子方の生演奏やシテ方の謡を聞きながら、なんですから。