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狂言「魚説法」・能「東北」~青翔会観能記

0314国立能楽堂能楽研修発表会「青翔会」を昨春から見始めて3回目になる。若き研修生や女性参加の舞台は定例公演ではまず見られないため、いつもと違った楽しみがある。

まず狂言。シテで出家を演じた研修生上杉啓太は堂々とした舞台で、とてもよかった。これまでの研修生は力が入りすぎて台詞回しがやや速い傾向があったが、彼は落ち着いた演技で表情もよく将来が楽しみだ。

舞囃子高砂」でシテとして舞ったのは安達裕香。スラリとして均整の取れた袴姿は美しく、女性ならではの魅力が感じられた。ただハコビが単調で、ややダイナミックさに欠けた。また細身のせいか声量がないのも課題。雰囲気は抜群だったけど。

能のほうはアイと囃子方が研修生と修了生。特に問題なし。