やはり憲法の学習は大事だな C-BOOK憲法を買う

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集団的自衛権、戦争法、改憲論議など、今年は憲法とのかかわりを意識することの多い1年だった。

もともと、一般の人が日常生活で憲法を意識することはほとんどない。憲法は国家権力の濫用を制限し、国民の人権を守るためにある、といわれても多くの人は「国家権力が濫用?」とピンとこないのが普通だ。

しかし、現政権の報道機関への圧力や、国会や沖縄での法を無視したふるまいを見ていると、やはり権力には濫用の危険が内蔵されていることがわかる。

やはり国民は自らの権利・自由を守る憲法を学ぶことが欠かせない。かつて、資格試験対策でかなり勉強した憲法、今年は改訂された芦部先生の「憲法」を読み返してみたりもした。

しかし、まだ学習は不十分だ。ということで新たに買ったのはC-BOOK憲法というテキスト。総論と人権だけで600ページほどもあり、内容はかなり詳しい。資格試験用だが、判例、問題のほか図表も豊富で、「社会人講座」というコラムもあり、本格的に学ぶには最適だと思う。

これだけのヴォリュームで2,200円+税というのもお手ごろ。今から来年末にかけて、下巻の「統治」と併せてじっくり取り組みたい。