『世界の十大小説』…モーム自身の作品も傑作だ

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上下巻の2冊で取り上げている小説は、 『トム・ジョーンズ』 『高慢と偏見』 『赤と黒』 『ゴリオ爺さん』 『デイヴィッド・コパーフィールド』 『ボヴァリー夫人』 『モウビー・ディック』 『嵐が丘』 『カラマーゾフの兄弟』 『戦争と平和

10選ぶとすれば誰でも完全に一致することはありえないのだが、『赤と黒』『ゴリオ爺さん』『ボヴァリー夫人』『カラマーゾフの兄弟』『戦争と平和』は僕も文句なし。『モウビー・ディック』『嵐が丘』もまあ納得はできる。『デイヴィッド・コパーフィールド』も傑作。 ただ『高慢と偏見』は少しも面白いと思わなかった。

モーム自身の書いた『人間の絆』のほうがよほどいい。『トム・ジョーンズ』は読んでいないが、どうなのだろう。個人的にはショーロホフの『静かなドン』は何としても入れたい。そうするとゴーゴリツルゲーネフも入れたくなって、ロシア文学が多くなるんだな…。