保護猫、カレンダーに 小樽のNPO製作
保護した猫の写真を載せたカレンダーを初めて製作したNPO法人の記事。動物保護を行うNPO法人設立。
野良猫や捨て猫を保護する活動を行うNPO法人「ニャン友ねっとわーく北海道札幌・小樽本部」が、保護した猫の写真を載せたカレンダーを初めて製作し、小樽市内で販売している。収益は同団体の保護活動に使い、勝田珠美代表は「野良猫や飼い猫が放置されて数が増え、世話ができなくなる現状を考えるきっかけにしてほしい」と訴える。
カレンダーはA3判で、同NPOメンバーが道内各地で保護した猫の写真を月ごとに掲載。小樽市中心部の空き家に住み着き、数が増えた猫や、余市町の高齢者宅で増えすぎて飼育できなくなった猫の写真が載っている。(北海道新聞)
NPO法人認証数51,356(2016年11月30日現在)
NPO法人認証数等(2016年11月30日現在)
認証総数 51,356
不認証数 811
解散数 12,902(うち認証取り消し2,910)
おせち料理、ガマンできない大晦日。
子育て環境の良さPR、上越のNPOがパンフ発行
育児環境の良さと魅力をPRするパンフレットを発行したNPO法人の記事。子育て支援のNPO法人設立。
子育て中の女性を支援する上越市のNPO法人「マミーズ・ネット」は、同市の育児環境の良さと魅力をPRするパンフレットを発行した。U・I・Jターンを検討している人の不安を解消しようと、行政の支援制度だけでなく、実際に県外から移り住んだ親の声を多く掲載。「上越の子育て環境は全国でもトップクラス。パンフが移住の後押しになれば」としている。
完成したパンフはA4判4ページ。一時預かりや病児・病後児保育施設が利用しやすいことや学校の選択肢が幅広いことなどをQ&A形式で紹介。回答には県外出身者の声を掲載した。(新潟日報)
第34回 書類作成から審査まで
今回は設立手続のおおまかな流れについて見ておきます。設立総会を終え、申請に必要な書類11種類が用意できたら、都道府県あるいは政令指定都市の窓口に提出します。
役所は書類を受け取るとしばらくして定款など5種の書類を誰でも見られるようにオープンにします。これを「縦覧」といいます。「じゅうらん」と読むのですが、これは情報公開のひとつです。
県庁などのNPOの窓口に行くと、申請中の各団体の書類がファイルに綴じられていて、自由に見ることができます。ホームページでも公開していて、この期間は2か月間。
このあと申請書の内容の審査がはじまります。書類を受け付けた日から4ヶ月(一部の所轄庁では3ヶ月)以内に認証か不認証を決定します。「認証」とは聞き慣れない言葉ですね。簡単にいうと、書類を調べて内容が法の基準や手続にあっていることを示すものです。
不認証になったらどうしよう、と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが心配ありません。書類に間違いや不備がなく、ウソやNPO法に反することがなければ、役所は認証しなければならないことになっているからです。
したがって、「気に入らないから不認証にしてやる」という勝手なことはできないようになっています。